いちばんすきな花あらすじ8話ネタバレ感想!伏線回収が凄まじかった!

いちばんすきな花あらすじ8話ネタバレ感想!伏線回収が凄まじかった!

※この記事にはプロモーションが含まれています。

2023年秋ドラマとして10月スタートの「いちばんすきな花」のネタバレ、独自の感想を綴っていきます。

まだご視聴なさってない方、ネタバレNGな方はご注意ください。

2023年11月30日 第8話「4人の美鳥ちゃん?思い出の答え合わせ

目次

いちばんすきな花8話あらすじ

志木美鳥

潮ゆくえ(多部未華子)深雪夜々(今田美桜)佐藤紅葉(神尾楓珠)が集まる春木椿(松下洸平)の家に以前住んでいた人の名前が“志木美鳥”だとわかった。

おのおのが“美鳥”という知り合いがいるという話になるが、名字が違っていたり、印象も違うなど、どうもそれぞれの想像した人物像が重ならない。

いっそのこと本人に直接確かめてみようと、唯一連絡先を知っているゆくえが連絡をしたが、美鳥は電話に出なかった。
そこでゆくえは「春木椿、深雪夜々、佐藤紅葉、この人たち知ってる?”」とLINEでメッセージを残すことに。

すると、春木家からの帰り道、ゆくえのスマホに美鳥から着信が…。


一方、紅葉は高校の友人に“小花”美鳥の近況を知っているかとLINEをしてみたが、 “誰だっけ?”とつれない返信が。
夜々も実家の両親に電話で美鳥のことを聞いてみるも、近況は知らないと言われてしまう。

椿も仕事帰りに実家に寄り、家族に聞いてみるのだが、鈴子(美保純)楓(一ノ瀬颯)も転校した後の “志木美鳥”には心当たりが無いようで…。

いちばんすきな花公式HPより

いちばんすきな花8話ネタバレ感想

8話では盛大に伏線回収されました。
え?そんなところも?というような意外な事柄も、美鳥と紐づいていて驚きでしたよ。

ではそこらへんをおさらいしていきましょう。

ゆくえと美鳥

ゆくえと美鳥

まず美鳥と再会したのは連絡をしたゆくえでしたね。

喫茶店で二人きりで会いました。

しかしそこでは回想シーンは始まらず…

椿と美鳥

ガーベラと美鳥

次に美鳥に会ったのは椿。
みどりが直に春木邸を訪ねます。

中学2年ぶりの再会。

ここから美鳥に関する回想シーンが始まります。

フラワーショップの店先で美鶏が眺めていたのはオレンジ色のガーベラ

椿が偏見なく美鶏のことを見てくれたから、フラワーショップはるきが美鳥の居場所になってくれてたから、オレンジ色のガーベラが一番好きになったんだろうな。

店先でガーベラを眺めていた時の顔は、好きな花を見ているような顔じゃなかったもの。

時々椿の家に来るようになった美鶏は、椿と将棋をし、店の手伝いをし、椿母に料理を習ったりしてました。
ロールキャベツを作ってましたね。

美鳥本人が自分の怪我のことを「ケンカした」と言っても額面どおりには受け取らなかった椿。

家族に傷つけられていることを言いたくないみどりのことを気遣いできてるし、クラスメイトが言う噂を真に受けなかったのエライ。

椿母はそういったことを察して何も言わず、美鳥を迎えていてくれたんでしょうね。

美鳥に将棋を教えたのが椿だったという事実も驚きポイントでしたが、7話で出てきた春木邸のような家の絵。

あれを描いたのが実はみどりでした。

将来の夢、やりたいことを椿に聞かれて答えたのが「自分の帰りたい家を持つこと」でした。

つまり美鶏は夢を叶えて赤い三角屋根の家を手に入れていたんです。

美鳥の絵

椿がこの家の外観が気に入ったと言っていました。

この時の会話は家の内側の部分、2階に子供部屋が2つ作れるとか、アイランドキッチンとかは純恋の意向で、椿の意向は外観だけかよ、それでいいんですか椿さん!って雰囲気だったのですが、椿にとっては外観こそポイントだったんですね。

子供のころの記憶って馬鹿にできなくて。

子供の頃好きだったアニメの主題歌だったり流行ってた歌って、何年も前のことだったりするのにしっかり覚えてたりしませんか?

家を買った時は意識してなかったけど、きっと深層心理に刻まれていたんだと思う。

それにしても、美鳥の人柄を「人を殴ってた」って3人に話してたのは何だったの?
中学生椿はみんなの噂とは違うんだって理解してたのに。

夜々と美鳥

再会3人目は夜々と。

夜々の仕事終わりに会って、夜々の家で美鳥が手料理を振る舞う。
それはロールキャベツでした。

「ママよりママの味!」と満足気の夜々。
ロールキャベツは美鳥が椿母に習ったものですね。

高校生美鳥に6歳夜々が作ってもらっていたのでしょうか。

以前春木邸で椿母の作った煮物を食べた夜々が、お母さん天才ですね!と妙に感動してたのが繋がりました。

夜々の回想で出てくるみどりは高校生。
夏休みの間だけ、夜々の家に泊まることに。

この時なんですね、夜々が将棋を習ったのは。

椿→みどり→夜々

そして現代で夜々と椿が将棋で対戦。

結果夜々がガチで椿を負かすっていう展開。
凄。

6歳の夜々はただただ従姉妹のおねえちゃんが遊びに来てくれたという感覚だったけれど、その後
美鳥は親戚の間でたらい回されていたんだと知る。

高校生の美鳥が言うには、夜々母と自分の母を足して2で割ればちょうどいい。

夜々母は過干渉なので、足して2で割るとちょうどいいということは、美鳥母は全くの無干渉ということ。
ネグレクトらしいですね。

はっきりとは明示されませんが、問題がある家族というのは主に母親ということのようです。

美鳥が新潟に帰るとき、そこは誰も待っていない場所だと表現されていました。

父親はいないってことでしょうか。
どうにも複雑な家庭です。

おのでら塾にて

ゆくえと円錐

解き方が違っても同じ答えになる。

数学の問題になぞらえて、4人の知り合いが以外にも同一人物だったことを希子に話すゆくえ。

円錐のことを丸に見えるという人や、三角に見えるという人がいるっていうのと一緒、たった一つの方向からしか見ていないということ。

円錐は美鳥ちゃんだった。

椿、ゆくえ、夜々、紅葉が語る美鳥像は全く違っていましたからね。

そんな話をしていた矢先、穂積に会わないようそそくさと希子が帰ってしまう。

それは自分と関わることで穂積に悪影響を及ぼすと考えたから。
もしくはすでに何かあったのかも。

自分がいじめにあっていても人のことを想える希子、なんてやさしいんだろう。

そしてクラスの中で希子が正当に評価されていないことに、虚しさというか腹立たしさというか、そんな感情を抱えていた穂積が流した涙に、こちらも思いっきり流されました。

2023年公開の是枝裕和監督作品「怪物」に出演した穂積こと黒川くん。

怪物はまだ観てなくて、話題になっていたからどんな演技を見せてくれるだろうと期待していましたが、期待以上でした。

7話で授業をサボってまで希子といっしょに塾へ向かった描写で、穂積は希子のことを好きなのかなと思いました。

けれど、穂積は希子に向けられる理不尽に怒っていたのだと今回分かりました。

それを言葉でなく表情で魅せてくれた黒川くん。

ホント最近の子役ってレベルが高い。

これは「怪物」観たくなったわ。
観なきゃ。

紅葉と美鳥の電話

電話する紅葉

ゆくえから紅葉の番号を聞いて、美鳥からかけた紅葉への電話。

二人で会う約束を取り付けます。

電話で話しながら二人がやっていたことは同じでした。

紅葉はタブレットでイラストを描きながら。

これはおなじみのことでしたが、

みどりもホテルのメモ帳へなんとなしに絵を書いていたんですよね。

ちょっとかわいい小花がいっぱい。

みどりが中2で描いた理想の家の絵も、ささっと描いた割に上手でした。

絵が得意なんですね。

ということは、、、

紅葉がイラストを描くきっかけになったのは、篠宮くんオンリーだと思ってましたが、みどりちゃんの影響もあったということでしょうか!?

うわー。
ここでも繋がってくる?

いちばんすきな花8話ネタバレ感想まとめ

美鳥のお絵かき

8話でついにみんなの美鳥ちゃんが登場し、色々な伏線が回収されました。

思いもよらないところですべて繋がってきて、繋がり過ぎててゾクっとします。

将棋は夜々が夜々母の思う通りの子供じゃないんだそっていうアイテムの象徴かと思ってたら、実は椿とも繋がっていた。

美鳥のいちばんすきな花、オレンジのガーベラはフラワーショップはるきがきっかけ。

椿の実家に保管されていた三角屋根の家の絵は、美鳥が描いたもの。

椿は心の奥底でそれを覚えていて、今の家を購入するきっかけになっていた。

まだまだ気づいていない伏線がありそうで、何回でも見直したくなってしまう。
ミステリーでもないのに…

それぞれの物語の薄い層がキレイに何十にも重なって、とても奥行きのある美しい絵画を見せられているような気がしました。

一気見するんじゃなくて、最初から時間をかけて見てきて良かったなー。(まだ最終回じゃない)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ななつびんです。

「みんなの気になる」をちょこちょこ調査
満足いただけたらうれしいです

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次